清のブログ

アウトプットの場所

『バブル』は映画館で観ろ

先にまとめ

タイトル通り、映画『バブル』はNetflixではなく、映画館で観た方がハッピーになれるという話

wwws.warnerbros.co.jp

 

なぜ映画館なのか?

「アニメーションの躍動感と、迫力あるBGMとが十分に味わえるのは映画館だから」ということに尽きる。

正直に言うと、本作のシナリオはありきたりだと感じたのだ。(ネタバレになるので深入りは避けるが、本編でも「ある作品」のオマージュであることが明確に示されるセリフ・演出がある)

だからといって、本作そのものが退屈であるわけではない。むしろ、シナリオがありきたりであるからこそ、その他の要素に魅力がある。その要素こそがアニメーションとBGMなのである。

パルクールをイメージした競技のシーンや「泡」の渦巻く神秘的な映像は、世界に没入できる大きなスクリーンを前にした方が、我々の心をワクワクさせてくれるだろう。また、澤野弘之氏が担当する壮大な音楽は、イヤホン・ヘッドホンではなく、身体全体で感じる方がキャラクターの心情描写を増大させてくれるかもしれない。

 

もし、少し足を延ばせばより大きなスクリーンで鑑賞できる、あるいは、追加料金で高品質な映像・音響が味わえる劇場があるのであれば、それを選択するべきだ。

私の場合はDOLBY CINEMAという、割高料金ながらも高品質な体験ができるものを選んで本作を観た。おそらく他の系列でも同様のサービスを行っているだろう。

www.smt-cinema.com

 

唯一の懸念は、映画版がいわゆる「総集編」で、ネトフリ版がノーカット版である、というパターンくらいだ。いずれにせよ、私は映画館で本作を観ることをオススメする。